【SM,S2】ツボツルギゲンガー【最高2076、最終1971】
こんにちは。ナゲットと申します。
今回はS2に使用したPTについての構築記事になります。
結果はあまり良くはありませんでしたが、書かないと勿体ない気がしたので頑張って書きます。
TNさつまじどりで潜っていました。対戦して下さった方有難うございました。
(以下の説明では常体を使用します。)
【構築経緯】
カバルドン、ナットレイ等の物理受けで止まらない抜きエースとしてZカミツルギを採用するところから構築をスタート。起点づくりとしてカミツルギの範囲を強引に広げることができるねばねばネット+ステロを使えるツボツボ、第二の抜きエースとしてフルアタメガゲンガーを採用。ツボツボを見て先発で出てきやすい挑発持ちの守り神に対してある程度打ち合える襷ガッサ、ネットやステロが入っていないバシャーモやパルシェンに対面で有利なレヒレ、ゲンガーの全抜きの邪魔になるミミッキュやギルガルドに対し強く出られるアッキウルガモスを採用して構築完成。
【個別紹介】
ツボツボ@レッドカード
性格:慎重
特性:頑丈
実数値:127(252)-30-260(76)-×-300(180)-25
調整...HB:A無補正252メガギャラドスの+1滝登り最高乱数切り耐え
スカーフ+襷を潰せる唯一無二の起点役。調整はどっかのブログのパクリなので特にいうことはない。
このポケモンを使った感想としては「弱い」の一言。起点を作るには必ず相手の攻撃を受けなければならず、挑発を打たれただけで機能が停止する。また終盤数を増やしていたゲンガーに対して大きな隙を見せてしまうのも辛い。勿論仕事を完璧にこなせれば有利になれるのは間違いないのだが、使い辛かった感は否めない。次に起点構築を使うとしたらちゃんと攻撃性能を持ったポケモンを使いたい。
カミツルギ@アクZ
性格:陽気
特性:ビーストブースト
実数値:137(20)-232(244)-152(4)-×-53(12)-173(228)
技:リーフブレード、聖なる剣、辻斬り、剣の舞
調整...HD:C特化カプ・コケコのEF下10万ボルト確定耐え、S:最速105族抜き
ツボツボの御膳立てから全抜きを狙うエースその1。気持ちDに振ったが役に立った試しがないのでおそらくぶっぱで構わない。
ガブガルやリザテテフ等の構築に対してはツボツルギ展開でeazywinを狙える。受けループに対してもかなり強めの駒ではあるが、終盤は受けループ側も対策枠を採用していることがあり思考停止で勝てるほど甘くはなかった。それでもこのポケモンのおかげで選出段階から有利に立ち回れるのは間違いない。マンダ入りには基本出せない。
ゲンガー@メガ
性格:臆病
特性:呪われボディ→影ふみ
実数値136(4)-70-100-222(252)-115-200(252)
技:シャドーボール、ヘドロウェーブ、目覚めるパワー氷、気合玉
ツボツボの御膳立てから全抜きを狙うエースその2。範囲重視でCS特化のフルアタ。
このポケモンは追加効果を引いておいしい場面がほとんどないので威力、命中重視のこの技構成がいいと思ってる。2000に乗るまではヘドロ爆弾の個体を使用していたのだが、1800付近でH252テテフにミリ耐えされたのを思い出し個体を用意し直した(ヘドロ爆弾なら70%、ヘドロウェーブなら94%の乱数)。慎重HD特化マンダとかいうわけのわからない生き物にステロ込めざ氷を耐えられ竜舞されたことが2回ほどあるが事故だと割り切って凍える風にはしなかったというか凍える風を覚えさせずに7世代に持ってきて後戻りできなかった。このポケモンを2年間以上XYromに放置し続けた過去の自分に感謝したい。
キノガッサ@気合いの襷
性格:陽気
特性:テクニシャン
実数値:136(4)-182(252)-100-×-80-134(252)
技:種マシンガン、マッハパンチ、岩石封じ、キノコの胞子
テンプレすぎて何も言うことがない。強い(小並感)。
ただミラーの打ち合いでこちらだけマッハパンチが半分入らないのが気に入らない。
カプ・レヒレ@ミズZ
性格:図太い
特性:ミストメイカー
実数値:177(252)-78-163(108)-132(132)-151(4)-107(12)
技:波乗り、ムーンフォース、瞑想、挑発
記事を書こうと数値を見返したら調整先が全く思い出せない。C低すぎないか?
バシャを見たら大体選出する。その他カミツルギゲンガー両エースが突破するのが面倒なテッカグヤ辺りに削りを入れたり、カバルドン入りに対して圧力をかけに行く。一時期この型のレヒレで受けループを崩せるというのが話題になった(気がする)が、バナが準速だったりゲンガーに怯えたりでほとんど選出できなかった。
ウルガモス@アッキの実
性格:図太い
特性:炎の体
実数値:191(244)-63-112(132)-156(4)-126(4)-136(124)
技:炎の舞、蝶の舞、鬼火、羽休め
調整...H:16n-1、S:最速70族抜き抜き、余りB
6世代最終期に開発されたアッキウルガモスをそのまま持ってきただけ。現環境ではスイクンの処理速度はさほど重要ではなく、ゲンガーミミッキュギルガルドあたりのゴースト勢に強い駒にしたかったのでワンウェポンは炎の舞。
ウルガモスの処理をガブやランドロス等の不一致岩石封じに頼っている構築には無類の強さを発揮した。特に今シーズンのランドロスはスカーフがほとんどおらず1舞でほぼ確実に上を取って鬼火を撒けたのでむしろカモだったといっていい。また、数の多かったゴースト勢を対面から起点にできたのでとても使いやすかった。鬼火は当てれば最強。
【きつい展開】
この構築はマンダ入りに対してゲンガーで全抜きを狙うのだが、その際邪魔になるポケモンが複数いた場合かなりの苦戦を強いられた。また、ツボツボが露骨に誘う先発ゲンガーやガッサに対する明確な回答がなかったのもレートが上がらなかった原因だと思う。
(以下は再び敬体を使用します。)
【成績】
最後は無残に溶けてしまいました...潜ったことに後悔はないですが、レート2100以上、最終100位以内を自分なりの目標にしていたのでかなり悔しいです。S3以降も精進したいと思います。最高レート時の画像はないですが偽るほどの数値でもないしまぁいいでしょう(適当)。
ここまで読んで下さって有難うございました。S3もよろしくお願いします。